シャフハウゼン、2019年6月25日 – IWCシャフハウゼンがブランド・アンバサダーとしてトム・ブレイディを迎えます。

トム・ブレイディは、6度のスーパーボウル優勝、4度のスーパーボウルMVP受賞、3度のリーグMVP受賞、16度の地区優勝と、偉大なアスリートです。IWCとブレイディはともにそれぞれのフィールドにおいて最高の存在であり、また卓越性と時代に左右されないスタイルという同じ主義を掲げていることから、このパートナーシップは互両社にとって素晴らしいものとなるでしょう。

トム・ブレイディは、現代のアイコンにして、すばらしい業績を持つワールドクラスのアスリートであると同時に、高級時計の愛好家でもあります。彼のコレクションにはIWCのウォッチも含まれており、その中にはパイロット・ウォッチ・クロノグラフ・トップガン・ミラマーやブランドを象徴するポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダーなどがもあります。

ブレイディは、「IWCシャフハウゼンのパートナーになれることを光栄に思います。IWCは、私が長い間、時代に左右されないそのデザインだけでなく、精度の高いエンジニアリングやディテールへの気配りに崇敬の念を抱いてきたブランドです。IWCファミリーの一員になれることに胸を躍らせ、才能溢れるチームとのコラボレーションを通して独自性の高いこのブランドの遺産を世界中の皆さんと共有できることを楽しみにしています。」と語っています。

スイスの中でも主にドイツ語を話す地域にある町、シャフハウゼンへ向かうと、そこで国際的な時計製造会社を立ち上げました。そしてそこに、近くのライン川の水を使って水力発電を利用し、年間あたり数千個のポケットウォッチを製造できる能力を持つインフラを構築しました。IWCは、その当初から現在まで、彼のビジョンの一部であった価値観を大切に守り続けています。それは、上質な製品ならではの風格と申し分のない機械的機能に加え、熟練の職人にしか成し得ない優れた加工技術を用いた形状を兼ね備えた、エレガントで極めて高精度のウォッチの製造です。

卓越性の追求

ブレイディは常に卓越性を追及する勝者です。2000年のNFLドラフトでニューイングランド・ペイトリオッツから199位で指名を受けると、NFL史上ほかのどのクォーターバックも成し得なかった、6度ものスーパーボウル優勝にチームを導きました。

フットボールにおいて前例のないブレイディのこのキャリアには、NFLの数々の記録も含まれています。ブレイディは総獲得ヤード数8万を達成したNFL史上初のプレイヤーです。クォーターバックでは最多勝利を上げ、パッシングヤードでは常にトップの座を守り、さらに史上最多のタッチダウン・パスを成功させています。

ブレイディは、自身のキャリアを通して、準備、パフォーマンス、リカバリーのすべてのステージで、ホリスティックなどを駆使した健康とウェルネスに取り組んできました。2014年には、共同で健康をテーマにしたパフォーマンスライフスタイルブランド「TB12」を立ち上げ、独自の手法やウェルネスムーブメントを世界中の人々と共有しています。ブレイディのTB12ブランドでは、ディープフォースマッスルプライアビリティワーク栄養、機能的ストレングス＆コンディショニングなどの多岐にわたりさまざまな革命的コンセプト。打ち出しています。

F.A. ジョーンズも、150年以上も前、ちょうど同じように自身のビジョンを共有し、夢を実現させるべく全力を尽くしました。アメリカ人の時計師でエンジニアでもあった彼は、1868年、野心的で起業家精神に溢れたプロジェクトを胸にスイスへと渡りました。スイスの時計師の優れた技能と、ボストンにあったE. Howard Watch & Clock Company（E.ハワードウォッチ＆クロックカンパニー）で身に付けた最先端の製造手法を組み合わせてみたいと考えたのです。

多数のプロジェクトが進行中

IWCシャフハウゼンとトム・ブレイディは、これから始まる多くの心躍る新しいプロジェクトによってこのパートナーシップに命が吹き込まれることを心待ちにしています。

クリストフ・グランジェ・ヘア（IWCシャフハウゼンCEO）は、次のように締めくくりました。「トム・ブレイディは、確固としたスタイルを持つワールドクラスのアスリートで、しかも高級腕時計製造の価値をよくわかっています。今回のコラボレーションを通して、私どもは新しいマーケット、特に米国のお客様にIWCのストーリーをより明確にお伝えできることでしょう」