Schaffhausen,
2022年
3月
30日
|
08:20
Europe/Amsterdam

IWCのトップガン・コレクションを充実させる セラタニウム® とブラック・セラミックによるニューモデル

シャフハウゼン発、2022年3月30日 – ジュネーヴでの「ウォッチズ&ワンダーズ」展の開催にあわせ、IWCシャフハウゼンではパ イロット・ウォッチ・コレクションの新しい2つのトップガン・モデルを発表します。パイロット・ウォッチ・クロノグラフ41トップガン・ セラタニウム® は、このコレクション初の完全セラタニウム® 製の41 mmクロノグラフです。この画期的な新素材は、チタニウムの ように軽量かつ堅牢で、同時にセラミックのような耐擦過性を兼ね備えています。また、ビッグ・パイロット・ウォッチ43トップガン はブラックの酸化ジルコニア・セラミック製で、トップガン・ビッグ・パイロット初の43 mmサイズのケースを採用しています。この 新作はキャリバー ファミリー69000および82000のIWC自社製ムーブメントによって駆動されます。

2022年はIWCトップガンの年です。ホワイトとグリーンのセ ラミックを用いた新しい「レイク・タホ」と「ウッドランド」の発 表に続き、IWCはセラタニウム®とブラック・セラミックの新し い2つのモデルによってトップガン・コレクションを完全なもの にします。この2つのタイムピースは、2007年のパイロット・ ウォッチ・ダブル・クロノグラフ・トップガンの導入以来、IWC トップガンの特徴となっている、技術と性能を重視したデザイ ンを採用しています。

IWCパイロット・ウォッチ・コレクションでセラタニウム® がデ ビューしたのは、2019年のパイロット・ウォッチ・ダブル・ク ロノグラフ・トップガン・セラタニウム®においてでした。このた び、トップガン・コレクションにおいて再びこの革新的な新素 材を取り上げ、ケース、プッシュボタン、リューズにセラタニウ ム®を用いたこのコレクション初の41 mmクロノグラフである パイロット・ウォッチ・クロノグラフ41トップガン・セラタニウ ム®(Ref. IW388106)を発表することになりました。軽量で傷 つきにくいという優れた材料特性に加え、セラタニウム®の最 も印象的な特徴となるのがマットブラックカラーです。この色 は、IWCとPantoneによって「IWC Ceratanium®」と名付け られました。ダークでややメタリックな色調は、独特な製造工 程によるもので、ケースを加熱炉で高温熱処理するときにパー ツ表面にこの色が生まれます。ブラックの文字盤とブラックの 針には、落ちついたホワイトのプリントと夜光塗料が施され、 秘められたオールブラックのデザインを際立たせています。 カラーリングされたサファイアガラスの裏蓋からは、IWC自社 製クロノグラフ・ムーブメント、キャリバー69385を眺めるこ とができます。このタイムピースには布製インレイをあしらった ブラックのラバー・ストラップが組み合わされます。

2012年以来、IWCのトップガン・ラインにはブラック・セラミッ クのビッグ・パイロット・ウォッチが欠かせない存在となってき ました。このたび、この定番ウォッチが初めて人間工学に基づ いた43 mmケースに収められることになりました。ビッグ・パ イロット・ウォッチ43トップガン(Ref. IW329801)は、ブラッ クの酸化ジルコニア・セラミック製ケース、チタニウム製の裏 蓋、ブラックの文字盤とブラックの針を備えています。ケース に採用されたセラミックは最大限の傷つきにくさを誇ります。 IWCとPantoneはこのブラック・セラミックを「IWCジェット・ ブラック」と名付けました。タイムピースを駆動するのは、IWC 自社製ムーブメント、キャリバー82100です。ほとんど摩耗し ないセラミック製のパーツを組み込んだペラトン自動巻き機 構は、60時間のパワーリザーブを蓄えます。一体型のEasXCHANGE ®により、グリーンの布製ストラップは簡単に付け替 えることができます。ムーブメントは軟鉄製インナーケースに よって磁場の影響から保護され、またフロントガラスは急激な 気圧の低下によっても動かないよう、しっかりと固定されてい ます。

パイロット・ウォッチ・クロノグラフ41トップガン・ セラタニウム® およびビッグ・パイロット・ウォッチ43トップ ガンは、IWCブティック、正規代理店、カスタマーセンター (0120-05-1868)、またはIWC.comのオンラインショップ で販売予定です。どちらもMy IWCサービスプログラムの対象 で、標準の2年間の国際限定保証に加え、更に6年延長サー ビスをご利用いただけます。

IWCシャフハウゼン

1868年、米国の時計技師であり、起業家でもあったフロレンタイン・アリオスト・ジョーンズはボストンからスイスへ渡り、シャフハウゼンに「インターナショナル・ウォッチ・カンパニー」を設立しました。彼が描いた夢は、先進的なアメリカの製造方法とスイスの時計技師たちが持つ優れた職人技を組み合わせ、その時代の最高の懐中時計を作ることでした。そして彼はIWCの独創的なエンジニアリング手法の基礎を築き上げ、スイスの地で機械式時計の集中生産を確立しました。

IWCシャフハウゼンは150年にわたる歴史の中で、正確かつ頑丈で、顧客にとって使いやすいクロノグラフやカレンダーなどの機能を組み合わせた時計を生み出すことで高い名声を得てきました。またIWCは、チタンやセラミックなどの素材の先駆者であり、チタンアルミやセラタニウム®などの先進的な素材を用いたテクニカルウォッチケースの製造もおこなっています。華美な装飾よりも「形態は機能に従う」という原則を優先するスイス時計メーカーとして、時代を超越した製品への思いは、まさに人生を旅するオーナーたちの夢と志を体現しています。

IWCは、責任を持って素材を調達し、環境への影響を最小限に抑える措置を講じながら、何世代にもわたり受け継がれる持続可能な時計を生み出しています。また、すべての従業員に快適な職場環境を提供し、誇りをもって未来を担う時計職人とエンジニアたちへのトレーニングを実施しています。さらに、IWCは子供たちと青少年への支援に向けて世界的に活動している組織とも提携しています。